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パンと愉しむ『テリーヌ&パテ』の50のレシピ

リュスティックのことを「リュス」などと呼んで親しんでいるパン(とワイン)好きな女性たちが「パテカン」と言ったら、それは「パテ・ド・カンパーニュ」のことだ。

パテ・ド・カンパーニュのように、パンにのせたり挟んだり、あるいはつけたり添えたりするのにいい、テリーヌ、リエット、パテなどのレシピが50、紹介されているのが『テリーヌ&パテ』(ナガタ ユイ著 河出書房新社)。

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鴨やフォアグラなど肉系から始まって、サーモンとアスパラガス、秋刀魚と焼き茄子などの魚介系、季節野菜系に至るまで、パンに合わせたい+something goodのオンパレード。それぞれに合うパンの種類も解説されている。
あまったらサンドイッチに、というところがさすがサンドイッチの先生だ。

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世界のサンドイッチレシピとそのバリエーションをシステマチックにこまやかに紹介した『サンドイッチの発想と組み立て』をご存じの方も多いだろう。ユイさんの料理は家庭のテーブルにもカフェのテーブルにもどちらにも似合う。ただしシンプルでおいしいパンがあるテーブルだ。

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フォアグラ?無理!というわたしでも、「プチトマトとモッツァレラのカプレーゼ風テリーヌ」や「キノコと栗のパテ」などはすぐにでも作ってみたくなるし、「マスカルポーネとあんずジャムのパテ」なんて本当に誰にでもカンタンにおいしく作れてしまうだろう。

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デザートからも目が離せない。ぶどうとシャンパン、白桃とネクタリン、タルトタタン風などの果物を使ったテリーヌのアシェットデセールは、溜息がでるほど美しい。最初はリエットやパテで、〆は美しいデザートで、家族や友達にうれしいサプライズをプレゼント。パンでおもてなしをするひとを応援する一冊だと思う。

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