外側から見る初めての景色
ブルーベリーパンケーキのブルーベリーはトッピングするか焼きこむか、トーストは白いパンか全粒粉か、目玉焼きの焼き加減はどうするか、いろいろに選べるのがアメリカ的で、なおかつノスタルジックな食堂にて朝ごはん。今どきのローカル&オーガニックなモノではなくてその味も30年くらい前から変わっていない感じ。でも、トータルの雰囲気は嫌いじゃない。
この日はBOCOCAへ。なんとなく賑やかな通りを歩いていると、いい匂いがしてきて、久しぶりに、とてもfascinateingなカフェを発見……と、ここはパン屋さんでありました。
BIEN CUIT。出たばかりのレシピ本が飾られていました。お昼までまだ時間があったので、ひとつだけ何か食べてみることに。
Autumn Plum Danishは4ドル。プラムとレモンバーベナクリーム。7ドルくらいのデニッシュもあった。大きなカンパーニュはホールで10ドル程度。ハード系のパンもデニッシュも、BIEN CUIT(よく焼けた)という店名だけあってよくよく焼き込まれています。パリパリ系ではなくてもっちり系のデニッシュ。
窓際ではチェスに興じる人たち、バゲットサンドくらい大きなクロワッサンサンドを愉しむ人たち。
あとで知ったことには、Bon Appetit誌で5月に、One of the 10 Best Baguettes in Americaを、12月には(これを書いているのは2017.1)Timeout MagazineでBest bakeries in NYCをとった人気店でした。
午後はDUMBOへ。外側からマンハッタンをゆっくり眺めたことがなかったと気がついて、しばらくそこで過ごし、初めての眺めを満喫し、そこで買ったレモネードを飲みながらフェリーでサウスウィリアムズバーグへ。地下鉄ばかりだったので、たまには水上遊覧気分で。