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Bread,Coffee and Something Good in NY

何しにNYへ?と聞かれて、今さら都市を擬人化して大好きなひとに20年ぶりに会いに行く感じ、を伝えても伝わらないかもしれないのでとりあえず「週末の生活をそのまま東に6,700マイルほど移動させただけ」と格好つけておきましょう。
そんな旅も終わりに近づいてきました。 

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最後の夕食はWytheホテルのダイニング、Reynaldにて簡単に。料理人のつくるハンバーガーをオニオンもチーズもナシにしてもらい、シンプルに味わう。ブリオッシュでない普通のバンズで。これもまたおいしかった。She Wolf Bakeryかな。
夫が注文したフライドチキンのサンドにはcilantroが。パクチーとかコリアンダーと言わないで、スペイン語のシラントローで市民権を得ていました。

 

翌朝、パノラミックな部屋で朝日を拝んでから、Bakeriの本店へ。

 

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Bakeriで始まりBakeriで終わる朝食なのでした。ここではマフィンやタルトばかり食べていたと気づき、お土産にサワードーブレッドをひとつ購入。

それからToby's Estate Coffeeへ。

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大きな焙煎機の横にLaptop Freeのテーブルがあったので、届いたばかりの急ぎの仕事を少し。C誌編集部が選んでくれたいくつかの素敵なカンパーニュについて書く仕事でした。旅の時間に日本時間を持ち込んでしまったけれども、思い出して書きながら、この20年で日本のパンは本当においしくなったなぁとしみじみ。

 

久しぶりにたべたNYのパンはというと、しっとりもっちり優勢な東京のパンと比べて軽く、ワイルドで、でもやっぱりそれはそれでおいしかった。Upstateの小麦粉を使っているというのがよかったし、この旅のあいだ、Local,Organic,Craft and Comfortということがドキドキするほど伝わってきて、講演用の原稿が書けてしまったくらいだった。

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そして私は、日常の延長のように今ここにこうして居られることに感謝していました。

夫の会社を一からつくっていくこと、執筆の仕事をコツコツと続けていくこと、私たちを応援してくれていた三人と一頭の家族それぞれの生老病死。さまざまな理由で日本を離れなかった20年間の後で。よく歩き、時々過去の幼い幻と向き合い、頭の中にあった古い地図をきれいに上書きする旅となりました。

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 さて。

Last minutes shoppingの後、Whole Foods(よく足を運んだスーパーマーケット)を見納め、Van Leewen artisan ice creamに行き、再びToby'sでコーヒーを買う。コーヒーショップの前にはいつも、お行儀のいい犬たち……そうそう。犬たちを留守番させなければならなかったことだけ、心残りでした。

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 再びUberを呼んでJFKへ。東京へ。
これで今回のNYの旅のお話は終わりです。

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また行きたいか、と聞かれたら行きたい、と答えます。
あの街で力一杯生きる素敵な友達と、お会いできたすべてのひとに感謝しています。

Thank you!