一からのパン作り

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 パン屋さんの教科書として26刷も増刷されている『新しい製パン基礎知識 改訂版』(パンニュース社)の著者、竹谷光司さんが新しい本を出版されました。

 

以前から『新しい製パン基礎知識』が難しくて理解できないという若手技術者の声があり、また、家庭製パンの先生方からは「より理論的に学びたい」という声もあったそうで、それが今回の出版の背景にあります。

よって、この本は家庭製パンをされる方、学生からパン職人歴の浅い方を対象に、10種の生地と35のパンのつくり方がやさしく、オールカラーで紹介されています。

 

大きな特徴のひとつは、ポリ袋を使って仕込むこと。小麦粉と水をポリ袋の中で混ぜ合わせます。これは一般社団法人ポリパンスマイル協会が普及させている、ミキシングの方法です。そして手捏ねで生地をつくります。最終的にはパン屋さんで売っているようなパンがつくれるようになるかも。

 

基礎的な理論をわかっていたら、自分好みに、家族やお客さん好みに、いくらでもバリエーションをつけていかれると思います。そうしたパンづくりは、その人のセンスによって、無限の可能性を持つはずです。

 

これからパンをつくられる方に、おすすめです。