ネモベーカリー&カフェ 根本孝幸シェフに学ぶ

※お知らせ 8月30日のチャリティー講習会申し込みは本日定員に達したので締め切られました。 このような講習会は今後も予定されています。またお知らせします。 *** パン業界で働く女性の会、クラブ・ド・サントノーレ主催のセミナーで、日本製粉へ。 本日の…

駅に降りたら一番に

いい感じのパン屋さんを発見したのですぐに取材を申し込み 数回にわけて伺いました。ただいま執筆中です。 みんな立ち止まって覗いていく。 歩く人が振り返って話題にしている。 小さなお店なので、店名はもう少しだけ内緒。 駅に降りたら一番に行きたい場所…

ブレッドジャーナリストとは

そもそもブレッドジャーナリストという肩書きは、 この仕事への扉を開けてくれた友人がつけてくれました。 この肩書きを掲げて仕事をする時、わたしは おいしいパンをつくる人のこと、素材や製法のことなど おいしさの向こうにあるものを言葉にして伝えてい…

J-WAVE、CURIOUS PEOPLE

J-WAVE、クリス智子さんの”CURIOUS PEOPLE”に出演するために 六本木ヒルズへ。東京タワーと、左遠方にスカイツリーを望む33F。 番組がパンを特集したので、リスナーからのメッセージもいつもの 2倍ほどあったのだとか。 おいしいパン情報がたくさん寄せられ…

ロバートさんのアメリカンベーキング

アメリカ料理学院(CIA)ベーカリー講師のロバート・ジョリンさんの アメリカンベーキングセミナーに出席。 健康に配慮したアイテムが多い中、「決してヘルシーとは言えないのだけれど、 カプチーノにぴったり、朝食に人気」と紹介されたスティッキーバンズに…

シモンさんにおいしいパンの食べ方を教わる

わたしたちは「バゲット」や「カンパーニュ」という言葉を 知ってから、「フランスパン」とはあまり言わなくなってきたけれど ドンクのバゲットは今でもわたしにとってはフランスパンです。 日本で始めて本格的なフランスパンの製造販売を実現し、 1966年に…

VIRONの牛尾シェフの家庭向け講習会

4月に家庭向けのレシピ本『VIRONのバゲット』を出版された 牛尾則明さんによる、家庭でパン作りをされる方に向けた講習会が 自由が丘のクオカ、イベントスペースにて開催されました。 銘柄粉で焼くバゲットとリュスティック、そしてバゲットで 作るパンペル…

あんパンの話から

あんパンをのせようと思って、お皿を買った。 そしてお薄を点てた。 どこのあんパンがおいしいという情報を伝えたいわけではなく 食べ方提案なんてものでもない。 あんパンが好きだというそのシェフの話を伺い、感心したり、 気づきをあらたにしながら書き留…

Rose Bakery

東京の、好きな通りを3つ挙げるとしたら ひとつは丸の内仲通りだと思う。 歩いていると元気になれるから。 Rose Bakeryを取材。 営業時間外に撮影を済ませ、ランチをとっていたら、 初老の男性が、わたしのカメラに目を留めて、話しかけてきた。 週に2,3度は…

山﨑豊さんのパン時間

『わたしの素敵なパン時間』インタビューで丸の内へ。 食のセンスあるプロフェショナルのパンの楽しみについて伺う 24回目は、製パン技術者の山﨑豊さん。 従来の枠に囚われない自由な発想と実現ができるのは 経験と技術あってこそ。 それも20代の頃から興味…

料理通信社、君島さんインタビュー「穴への旅」

創・食Club『わたしの素敵なパン時間』の取材で料理通信社へ。 今回のインタビュイーは個人的にも憧れの仕事人、 『料理通信』編集長の君島佐和子さん。 おいしさの理由をスッと理解に導く彼女の言の葉には 愛と情熱の取材に裏打ちされた知識のみならず、 ユ…

ドミニク・サブロン*プレス交流会

赤坂サカス、ヴィエイユ・ヴィーニュにて ドミニク・サブロン プレス交流会に出席。 サブロンさんの着ているコックコートは 先ごろ受賞したPudloの記念のもの。 Pudloはミシュランやゴーミヨのような本だけれど レストランばかりでなく、パン屋さんとか お肉…

Cafe de Daisy

西川口のデイジイに、倉田さんのパン時間を取材に。 2Fのカフェにのぼっていくと、どことなく真新しい…… と思ったら「昨日リニューアルオープンしたばかりなのよ」とのことで。 トースト、パニーニ、スープやシチューなどのメニューがあり おいしいコーヒー…

料理通信社でチョコレートスプレッド対談

ヴァレンタインは終わったけれど、チョコの仕事で料理通信社へ。 テオブロマの土屋シェフと、20種類近いチョコレートスプレッドを テイスティングし感想を話し合うという、なんとも興味深い企画です。 チョコレートスプレッドというのは、チョコレートクリー…

サンドイッチ・レトロドール

渋谷のVIRONでバゲットレトロドールを使った何種類かのサンドイッチについて、 お話を伺う。 特に斬新な食材は挟まれていないけれど、そのおいしさを解体していけば、 誰かに伝えたくなるような小さな物語がいくつか出てくる。 そういう瞬間が好きだ。 物語…

ポテ、あるいは塩豚のスープ

塩漬けにした豚肉でスープをとって、ごろごろと大きく切った野菜と一緒にいただく 洋風おでん、のようなポテ。塩豚はサンドイッチにも使えるし、つくっておけば便利。 寒い日にハフハフと食べたいですね。 ツオップのりえさんに、パンと愉しむ簡単でおいしい…

ブレッド&サーカスの椅子

ブレッド&サーカス。 なぜか懐かしく、居心地のいい場所。 パンの並んだ棚の前の古い椅子に 何時間もしずかに腰かけていたい。 昨年末、4年連続グランプリを受賞したブレッド&サーカスへ。 (遅ればせながら、そろそろAll Aboutのベストパンにも 「殿堂」が…

Le Pain Quotidien=日々の糧

昨年末の内覧会後、今年5日にグランドオープンして間もない Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)へ。 午前7時の東京タワー。 Early Birdなれど、家を出たのは5時台で人通りも少なく、オレンジの街灯が寂しく 地下鉄から出るまで真夜中の気配が漂っ…

2010年最後の取材

夜明け前に起きて、朝焼けに見惚れながら朝食をとりました。 温かくして休むこと、眠ること、いいものを食べることは、最近の優先事項です。 からだがしっかりしていなかったら、何もできなくなってしまうから。 12月は本当に忙しかったけれど、今のわたしに…

TOLO COFFEE&BAKERY

今日は、「あ、美味しいかも」と思ったパンやさんを見つけたので お知らせしてみます。池尻大橋のトロさん。 と、いつも抜群のセンスを持つMちゃんからメールをもらって以来、 1年以上も心にとまっていたトロパン トウキョウと、 世田谷代田のカフェ、TOLO C…

わたしとパン職人の仕事

打合せと取材と撮影と執筆の日々。 そんなとき、いつもお手本にするのはパン職人の仕事。 自分自身楽しみながら素材と対話し、人が生きていくための 元気のもととなる、何かいいものをつくろうとする、という点で。 製造業でないわたしが対話する原材料は、…

ichi

何年もかけて少しずつ、かたちになってきたものやことが、 やがてゆたかに充実していく、そういう光景を見た。 西馬込のBoulangerie ichiにて。 そのカフェで昼食を愉しみながら。 Bread+something good(パンと何かいいもの)がゆたかなお店。 そこはパリで…

枝元なほみさんのパン時間

先日は『わたしの素敵なパン時間』のインタビューで 料理研究家の枝元なほみさんに会いに行きました。 料理をするとき「台所の窓を開けることで社会が見える」 という枝元さん。 この食材とあの食材、このパンとあのパン。 どちらを買うか選択することは、未…

ベストお取り寄せ大賞2010審査会

おとりよせネット主催、「ベストお取り寄せ大賞2010」 最終試食審査会に、審査員として出席しました。 ローストビーフに明太子、有機野菜に蕎麦に卵、モツ鍋に餃子に 和洋菓子にお酒にジュースに、パンやジャムもありました。 全36品を試飲、試食。 会場で、…

職人技と神業のコラボレーション

おいしいハード系の食事パンを、 もっと簡単に買えるようになったらいいのに、といつも言うけれど、 ハード系といったって、ただかたいパンのことではもちろんなくて、 わたしがいうのは、余計なものの入っていない、こんがりよく焼けた パンのことです。 粉…

鎌倉、極楽寺のパン屋さん

鎌倉へ。 朝から夕方まで、パン屋さんを取材。 といっても、一軒だけですが。 パンが焼けるのを待ちながら、お話をうかがったり 店の前のベンチにこしかけたり、お寺まで散歩したり 何軒もの店を巡るのとはまた違った取材の時間を過ごしました。 昔、毎年こ…

竹谷光司さん感謝の会

今から20数年前、若手パン職人たち(今ではパン業界を代表する方々) が集まって、将来は業界のシンクタンクになるという志のもと、 勉強会を始めました。 会を発足させたのは、日清製粉の技術者であった竹谷光司さん。 勉強会が定例で行われていた時期、一…

おいしさを伝えるチカラ

日本パン技術研究所で講演させていただきました。 『人気のリテイルベーカリーと消費者が求めるパンの魅力』 All Aboutのガイドの立場から、人気店の魅力の要素、 人気の理由について考察、そしてさまざまなメディアに関わる 立場から、おいしさを伝える力、…

September's here again

一日の時間の枠、あるいは膜、のようなものがあるとして。 時間の膜を引き伸ばしてみれば 意外にそれは柔らかいとわかる。 固かったのは自分の考えで 無理、と思わなければいいだけだった。 そしてそれは無理をすることではないのだった。 時間を味方につけ…

吉田照美 ソコダイジナトコ

ラジオ文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」に 呼んでいただきました。 今週は「週刊エンター」のコーナーでパンを特集しているのです。 本日のテーマはパンの美味しさの流行について。 フレンチスタイルのパン、生地の水分量とおいしさの関係、 食感と香…

カフェ ゼーバッハのメニューブック

カフェゼーバッハにて、 ベッカライブロートハイムの明石克彦さんに 『わたしの素敵なパン時間』インタビュー。 この夏、ヴァーモントのジェフリー・ハメルマンさんのところへ 行かれたという明石さん。素敵なお土産話をたくさん、伺いました。 おいしいパン…

+something good 計画進行中

パンと愉しむ+something goodを20種類あまり 会議室のテーブルに並べて打合せ。 食事として味わう本来のパンのよさを たくさんの人に伝えられたら、と思う。 そのために必要な+something goodたち。 小さいけれど確かな、日常の愉しみのための。

日本テレビ news every.「気になる!」

笹につけた短冊が、雨に濡れているのを見ました。 先日、唐突に出くわした七夕飾り。 その幻想的な感じにすっかり心奪われ、 今年はあちこちの七夕飾りに目が行きます。 あの短冊たちはどうなったでしょうか。 七夕の夜の雨は、洒涙雨または催涙雨というそう…

フランス人とバゲット

フランス人はバゲットを買って家に帰る途中、 歩きながらバゲットの端のところをかじってしまう。 フランス人とバゲットの話をすると、必ずといっていいほど その話になります。 焼きたてのおいしいパンの魅力に抗えず、その気持ちに忠実に応える行動です。 …

FAUCHON LA BOULANGERIE

フォションの2010 Autumn Season新作プレス発表会が 青山のOVEで開かれました。 数ヶ月前、フォションのアジア市場の担当シェフ、 ニコラさんにお会いした時、わたしは日本のフォションにおいて もっともっと老舗フォションならではの、本国フランス伝統の …

並んでも買いたいパンの名店17

「女性セブン」初の本格パン特集、なのだそうです。 この仕事の依頼を受けたとき、いつもそうであるように 読者像を想像してみました。 どんな方が読まれているのだろうな? 誌面を見ておいしそうだな!と思った人が、 そのパン屋さんに出かけたとして、 今…

うれしかった、セミドライトマト

as Leaf五反田店の店長から、ミーティングで うれしいことをお聞きしました。 2日に1度、50パックものプチトマトを セミドライトマトにするのだそうです。 壮観ですから見に来てください、と店長。 セミドライトマトは、アドバイザーとしてas Leafに 関わっ…

restaurant NARUKAMI

取材でお世話になっているK氏の誘いで、昨晩は西麻布のrestaurant NARUKAMIへ。 サーヴされる一皿一皿に、今ごろの時季の爽やかな緑を想い、感嘆……! 前菜からの料理それぞれに、クレソン、たらの芽、ズッキーニ、イタリアンパセリ、 大葉などの緑が美しい…

パンとそれを取り巻く仕事

はちみつはパンの、仲のいい友達。 はちみつ専門店ラベイユの白仁田さんに 『わたしの素敵なパン時間』インタビュー。 はちみつとパンの、プライベートな話を たくさんお聞きした。 イメージ写真を撮る時、先日の 「普通のクロワッサン」と再会した。 おいし…

TOTSZEN BAKER'S KITCHENと横浜の夜

TOTSZEN BAKER'S KITCHENへ取材。 5月1日で5周年になるという。 取材する機会をつかもうとしている間に 何年も経ってしまうお店はたくさんあって TOTSZEN BAKER'S KITCHENもそのひとつだった。 機会を逃してしまった、と思っていたけれど 今日が、わたしにと…

アイデア*パン料理コンテスト

日本パンコーディネーター協会が主催した 「アイデア*パン料理コンテスト」の審査員を 務め、同時に取材もさせてもらいました。 1本のバタールがこんなにさまざまな作品になる おもしろさ。 それを誰かにつくってあげる、その愛情に溢れた 感じがなんともい…

リストランテ アルポルト片岡護さんのパン時間

創・食Clubの連載、『わたしの素敵なパン時間』 今回は、西麻布のリストランテ アルポルトの片岡護さんに パンの愉しみについて、伺ってきました。 この企画はモノローグ形式で紹介するので、責任重大ですが 担当のMさんが命名してくださった『わたしの素敵…

パンに季節感

今週もたくさんの人にお会いしました。 お会いできた皆さま、ありがとうございました。 取材と原稿書きといくつかの打合せ等々であっという間だったのに 月曜のことを思い出すと、遠い昔のよう…… 日本のパンを取り巻く現状について、フランス人の方も同席す…

タルティーヌのルール

フチまでたっぷり、のせよう。 メニューアドバイスの仕事でいつも言うことの ベスト3に入ると思う。 何か上にのせる、タルティーヌ的なパンは フチのところまでたっぷり、がルール。 そのほうが、食べたとき、うれしいから。 誰でも、家で作れば自然にそうな…

FAVORITE WORKS、わたしの仕事

このメールマガジンが、皆さまの 何かいいことのきっかけになりますように。 いつも、メールマガジンの冒頭で、祈っている。 それは、メルマガに限らない。 わたしが書いたことが、それを読んだ誰かの 何かちょっといいことのきっかけになったら素敵 と、い…

ウェルカム!

NIPPNウェルカム!誌の取材で、鷺沼の「もあ小麦館」へ。 朝、店の前でカメラマンを待っていると、ベンチに小鳥がいるのを見つけた。 行ったり来たり、パン屑か何か、いいものを探しているのだった。 この小鳥の名前を知っている人は教えて下さい。 もあのパ…

かわいいパン屋さん

誰もいないビルの谷間で道に迷い、 つめたい強風にあおられて、涙が出てきた。 ピカピカの携帯を取り出し、GPSを使う……でもなく 地図を見る……でもなく、ただ単純に電話する、 猫に小判、豚に真珠なわたし……。まだ慣れない。 ようやくたどり着いた先は、かわ…

ル・プチメック西山さんのパン時間

『わたしの素敵なパン時間』インタビュー 16人目はプチメックの西山逸成さん。 京都⇔東京を往復する日々を送る 西山さんの貴重な時間をいただいて、 パンのお話を楽しく伺いました。 インタビューして書くこと。 わたしが一番好きな仕事です。

ブーランジェリー スドウ

もとマリアージュ ドゥ ファリーヌの須藤秀男さんが昨秋、 松陰神社前にオープンさせたブーランジェリー スドウを取材。 オープン前から予約して、楽しみにしていたのです。 これから記事を書きます。

パン工場見学と銀座のクリスマスツリー

パン工場見学に行った。 工場、といっても工業製品を作る場ではなくて 普通のパン屋さんのパンコウバの規模を、 大きくして、人の数を増やしたような工場だ。 パンはもちろん、手作業で成形され、窯に入れられる。 小さなパン屋さんと同じメーカーの機械があ…