Harrods The Plantation Rooms

あけましておめでとうございます。 旧年中はAll AboutやBread Journalをご愛読くださいまして、 どうもありがとうございました。 今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。 新年最初の買い出しに、銀座へ行きました。 お正月のデパート。食事は無理でしょ…

Chai

カレーの後のチャイ。 溶け合うスパイス×スパイスで五感を愉しませる。 これ、クロワッサンを浸しても、おいしいと思う。

Lunch at Brassrie VIRON

旅するパン屋さん、TAKIBI BAKERYの取材のあと、 少し歩いてVIRONの2階のブラッスリーへ。 小さなギャラリーにもなっている階段の途中で、 上から聞こえてくる談笑。ほぼ満席に近い賑やかな空気。 この階段を上るとき、いつも嬉しい気分になる。 最初は、業…

温かな愉しみ

昼間、日差しが眩しくて暖かだったので 半袖にコートを羽織って出かけていましたが 夜は冷えてきました。 昨日のアップルフィグシナモンは 朝はタルティーヌに、晩はワインに 少しだけ注いで温めて、ホットワイン にしています。 いいワイン、と思いこんでい…

Apple Fig Cinnamonへの逃避

楽しい時間はあっという間。 でも、さほど楽しくない時間も 意外と早く過ぎていく12月。 今年、しなければならないこと。 したいこと。 穴が開くほどカレンダーを見つめて スケジュールの調整を図っていたら 青森から届いた箱からリンゴが香ってしきりに誘う…

欲ばりなタルティーヌ

リンゴを剥いたり、お湯を沸かしたりしながら 約5分で+something goodを塗ってタルティーヌにする なんとなく気がせく師走の朝。 気がついたら、ameen's ovenのパンで ameen's ovenらしからぬ、こんなに欲ばりなことに。 シードルで仕込んだノルマンディ・ラ…

文楽とポルトガル料理

素晴らしい夜でした。 国立劇場で、文楽「奥州安達原」(おうしゅうあだちがはら)を鑑賞しました。 開演まえのバックステージで、人形遣いの吉田勘弥さんに人形の仕組みを教わり、 なんと実際に動かしてみるという、貴重な経験もさせていただきました。 終…

ブーランジュリーのお菓子

お茶を淹れて、なにかちょっとひとくち、と クマのプーさんのように考えるときの 最近のお楽しみは、いただきもののウィークエンド(イチゴ入り)。 ウィークエンドという名前は、 家族や恋人や友人など、大切な人と過ごす週末に 食べてね!ということなのだ…

パティスリーのパンと焼き菓子

アテスウェイにデザートを買いに行ったら、ショウケースの上で いつのまにか種類が増えていたパンや焼き菓子に魅せられて、 いつもより、ちょっと贅沢してしまいました。 クルスティアン・オ・ポンムと、パン・オ・マロン。 季節のリンゴをたっぷりと、紙のよ…

金柑蜜煮のマフィン

実家の庭で採ってきた金柑を蜜煮にしてパンにのせたら タルトレットのようなイングリッシュマフィンに。 いつものバターが商品棚から姿を消してしまったので 最後のひとつを大事に使おうと思っている。

秋の朝ごはん

この季節になると、ガラスのテーブルでよかったと思う。 紅葉が二重に眺められるから。 pour・kurのレトロバゲットは、最近食べたバゲットの ベスト3に入ると思う。 たしか、フランス小麦を配合しているのだった けれど、おいしいともう、なにがどうでもよく…

知られざる名店、アンジェリックベベ

久々に、アンジェリックベベ(北区)のパン。 パン屋さんを東匠で施工させていただいたのは、ベベが最初。 それから50数軒続くご縁の始まり……。 ベベのバゲットとクリームパンが、最初からずっと好きです。 ときどき食べて、そのあたりまえのような、どうど…

Fig Mania

ある特定のものを見ると、(まだ家に在庫があるのに) 買わずにはいられないというのは、ある種の マニアックな症状なのだろうか。 だとしたら、最近のわたしはフィグマニア。 フィグのパンにスプーンですくった フィグをつけて食べる、というのが 気に入っ…

秋のサンドイッチ

その朝の思いつきで、そこにあったものを重ねてはさむサンドイッチ。 今朝はZopfのゲズンドにクリームチーズとマロングラッセのクラッシュ。 秋らしいサンドイッチになったと思うのだけれど。 サプライズ!あり、クエスチョン?あり、実験もありですが、 お…

Campagne & Apple Tea Jam

朝食のとき眩しくて、いつもの席を移動しなければならない 季節になりました。外の木々が葉を落とすのと同時に 朝陽の射し込む角度も低くなってくるからです。 今朝はいただきものの、アップルティーのジャム。 「タルティーヌを作るときはふちまでたっぷり…

厨房の片隅で……ある誕生日のシーン

小春日和のことを、英語でインディアンサマー、 ドイツ語では老婦人の夏と呼ぶということを 教えてくれたのは確か、母でした。 小春日和と呼ぶのには10月はまだ早いけれど、 夏のような光の溢れる今日みたいな日はなんだか 「老婦人の夏」と呼ぶにふさわしい…

ジョエル・ロブションのブティックにて

J-WAVE、I A.Mに出演、パンのお取り寄せをご紹介しました。 詳細はこちらにて。 きものを着ているのは、この後お稽古だったからです。 六本木ヒルズに行くと寄るのはジョエル・ロブションのブティック。 今日は外のテーブルでランチにしました。 きものを着…

Le Pain Quotidienの昼食

昨日はLe Pain Quotidienへ。 都内でパンがおいしくて車が停められるカフェやレストラン というのは貴重です。 車を停めて、木陰を抜けて。 メスクランにアボカド、チキン、ブルーチーズなどのサラダと スープ、バゲットとカンパーニュ、そしてポットでたっ…

ドイツコッペと職人の言葉

あの日、ドイツパンとドイツ菓子のお店に行って 気がついたら黒いパンではなくて 白いパンばかり選んでいたのは なぜだったんだろう。 海風に吹かれて、浮かれて、日差しに晒されて、 店の扉を開けたときには、心がかろやかに そしてまっさらになっていたの…

DELICATESSEN

昨日は、夜にご馳走を予定していたので、早めに軽く食事しておこう ということでパークハイアットのデリへ。 チャバタにアボカドとモツァレラチーズとトマト、根セロリのスープ。 ラズベリーをサンドしたスクエアケーキ、という内容のランチセット。 注文し…

Jambon Fromage

昨日は外のベンチで、ジャンボン・フロマージュ。 イタリアのボンレスハム、プリンチペと 大好きなコンテ・エクストラAOP、そして レトロドールの気泡には、無塩バターがたっぷりと 詰まっていました。 外で食べるのにいい季節になりました。

Wholemeal Bread with the ripe Fig

無花果が手ごろな値段で手に入るようになった。 これだけあまく、ねっとりと熟していれば スプーンですくって、コンフィチュール代わりに 全粒粉のパンにつけて、ワイルドな味を愉しんでみる。 このパンは、パンじたいには油脂は入っていないけれど 型のなか…

Vegetable cake&Tea cake(Lemon&Poppy seeds)

昔、飛行機に十数時間乗って行かないと食べられなかった味が すぐそこで食べられるようになった。 たとえばローズベーカリーのベジタブルケーキとか。 とうもろこしの粉を配合した生地は、ほろほろと口あたりがやさしい。 中にはカボチャ、ブロッコリ、パプ…

Brunch at Rose Bakery

ようやく日曜日。 ローズベーカリーでブランチ、もとい、ランチで、ペストリーチーフの宇戸平さんの 前々からのおすすめ、エッグベネディクトをいただきました。 ベースに使われているのはイングリッシュマフィンではなくてブリオッシュ生地の パンドミ。ほ…

よりシンプルに進化するベーグル

B.ricci bagels and moreのベーグルが、今年の初めに バージョンアップしていたと知りました。 日常の食事にするものだから、砂糖とスキムミルクの使用を止め、 素材がよりシンプルに、ヘルシーにチェインジ、というわけです。 だからといってあのNYスタイル…

甘いバゲット、穀物の甘味

なんで先っぽがないか知ってる? ついつい、食べちゃったからだよ。 甘い。 うまみ、と書いて変換すると「旨味」とともに 「甘味」も出てくる。穀物の、そういう甘味。 昨日わたしは、「何かと合わせることによって味わいが完成する、 単一では何かひと味も…

at my convenient bakery

バゲット以外の取材の帰りならば、躊躇なくプライベート用のいつものパンを買いに寄る マイ・コンビニベーカリー(*)ル・プチメックにて、スイートな新作に魅せられる。 マカロンの帽子を冠ったシナモンロール、カネル。 今日は甘いパンの気分だったので。 …

Late Summer Fig Sandwich at home style

ザクザクとフォークで割ったイングリッシュマフィンの 表面の凹凸をおいしくするためにちょっと焼いてから バターかクリームチーズとフレッシュな無花果をのせる。 ジンジャーシュガー(or シナモン)を振ってもう一度焼いて、 仕上げにグレイズのかかったク…

PAULの普通のバゲット

ある料理人の方にお話を伺っていた時、 PAULのベーシックなバゲットを気に入ってよく買うと言うので 理由を伺うと、「穴があいていないから」ということでした。 穴があいていない方がタルティーヌにも、ブルスケッタにも 適しているのです。 若きパン職人が…

カヌレ

ちょっと何か一口食べたい時にあるとうれしいカヌレ。 パン屋さんでも時々見かけます。 小さくて、外側がカリっと焼けてすこしほろ苦く 中はカスタード色でむちっとレアな食感が好きです。 外は厳しい残暑というのに、わたしは今、秋か冬頃の誌面に 掲載予定…

お盆とベーカリーカフェ、日本の夏休み。

広々とした駐車場にテラス席、店内の大きなテレビモニタからは スポーツ中継なども流れている。カジュアルなフレンチに添えられた バスケットには、自家製のプレーンなパンが数種類。 昨夕、実家の家族と郊外のベーカリーカフェへ。 小さな子供も年配の人も…

Pain aux oranges et abricots

お土産にいただいたCALVAのオレンジ・アプリコット。 ハートのようなかたちをしたライ麦パンです。 甘酸っぱくジューシーなアプリコットの存在感が大きいけれど こまかくて目立たないオレンジピールが香り立つ。 何にあわせるでもなく、そのままで堪能しまし…

Plate of vegetables and Organic ginger tea

ローズベーカリーで昼食ミーティング。 ベジタブルプレートにオーガニックジンジャーティーは どことなくヒーリングメニュー。 今日の打ち合わせ相手、病み上がりのMさん これで快癒されますように。 ジンジャーティーはショウガ入りの紅茶かと思ったら、 な…

食欲のない日には(ある夏の日の昼食)

食欲がないときでも、なにか食べておこうと思う性質で、 なになら食べられるか、考えられるうちは我儘だから 心配いらない、と思っている。 そんなある日、スモークサーモンが思い浮かぶ。 目の詰まった重めのカンパーニュ系のパンに キリのクリームチーズを…

パンのペリカン

スカイツリーのある業平橋のほうへ出かけたついでに ペリカンで、いつもの小さい食パンふたつと小さいロールパンを買う。 帰りに義父母のところに立ち寄って半分おすそ分け。 店の戸を開ける度に、こういうお店がほかにもあったらいいのにと思う。 お豆腐屋…

Penotti Duo

ピーナツバター&ジェリーみたいに しましまに瓶詰めされているところが ちょっとジャンクな感じもあるけれど、 ピーナツバター&ジェリーみたいに魅惑的な これはヘーゼルナッツ&キャラメルスプレッド。 焼かない白い食パンに合いそうと思ったものの トー…

パニーニ・パルマとカプレーゼサンド

パニーニという言葉に東京のどこかのカフェで初めて出合った頃 それは焼きのあまい、柔らかめのパンをグリラーでプレスした ホットサンドだった気がする。わたしはそれが結構好きでした。 最近ではもう、パニーニはイタリア語でもっと広義な サンドイッチの…

エスプレッソというパン

昔(1975年頃。ほんとに昔)、母が作ってくれたコーヒーロールは コーヒー味の生地をくるくると巻いて8個くらいをバットに並べて 焼きあげたものだった。仕上げは白いアイシング。 わたしがコーヒー味の生地やアイシングが好きな所以はここにある。 ネモさん…

トラットリアの自家製パン

買い物に出たついでに、ふらりと入ったトラットリアで 好みのパンと出合って、メインがサーヴされるまえに おいしいおいしいといって、ひとつ、食べ終えていた。 中まで温かかった。 こういうパンはパン屋さんではまず売っていない。 家で焼くパンの味がした…

無花果とパン

無花果に マスカルポーネにあわせて レモンをしぼって あるいはそのままで もぎたての香りと味を 自然のままに堪能する 愛情をかけて育てられた果実は おいしいパンと似ている

ブリオッシュにレモンのグラニータ

農薬や防カビ剤を使用していないレモンが 手に入るとうれしい。 グリルやフライ、フルーツにキュっとしぼる。 家でも育てられたらいいのに、と思うけれど 地面がなければ可哀想か。 今朝はベランダで伸び放題になって草臥れていた ワレモコウやズイナやニワ…

夏のパンに想う

身体のために、今年はまだ冷房をつけていない。 パンは少しずつ買う。 すぐに食べない分はスライスして密封し冷凍する。 というのは年中そうしているけれども、 この季節はどんなパンも例外なくそうする。 冷やして食べるパンとか、この夏の新しいものを い…

スーパーマーケットのシナモンロール

遠くで雷がなっているので、早く買い物をすませて帰ろう と思ったら、シナモンロールを手にしていた。 また渦巻きだ。 こんど、「好きなパン」について聞かれたら 「渦巻きパン」と答えよう、と思う。 シナモンロールもまた、懐かしさを感じるパンのひとつ。…

SMUSHI of DENMARK THE ROYAL CAFE

銀座で用事があった父に朝から付き添った後、休息を兼ねて 早めの昼食をとろうと入ったデンマーク ザ ロイヤルカフェ。 今日の気分は断然、明るく風通しのよい場所を求めていたので、 ちょうどよい感じでした。 そこで、SMUSHIなるものをいただきました。 ス…

アメリという名のパン

渦巻き型のパンに惹かれます。 これはベリー類の詰まった渦巻き。 「アメリ」というネーミングもgood!

マーマレード三昧

我が家の定番、WILKIN&SONS LTD.のTiptreeのトロリとしたCRYSTAL ORANGE (なかなか手に入らない。最近はもっぱらアメ横で入手)、 友達の北欧土産、ROSENDAL(いつかわたしも行ってみたい) の爽やかなCitronmarmelad Bergamott teに、先日夫がパン屋さんで…

カレーの魅力について考えた雨の週末

雨が降り続く中、昨日はインド今日はネパール。 わたしにとって、二日続けて食べても飽きない カレーの魅力は何かと考えていました。 野菜や豆のスープが好きで、とくにカレーでなくてもいいのだけれど、 気軽な外食ではなかなか、本当においしいスープには…

Baguette w/Sesami Paste+Honey

黒ごまペーストと淡いテイストのハチミツを トーストに塗るのが結構好きで、 それを大好きなバゲットでやってみたら、 食べるのが結構たいへんだった。 とってもおいしいのだけれど。 墨絵のような……

Vegetable Curry w/Naan

フランスから北欧を周って帰ってきた友人といつもの店へ。 熱々のナンをちぎりながら、愛(!)と仕事について語り合う。 たいへんな毎日だけれど、うれしいこともある。 彼女の近況を聞いてVIVA!☆☆☆と小さく叫ぶ。 カレーのアクセントに描かれているクリー…

夕方限定の小さなカンパーニュ

最近気に入っているのはPAULの夕方限定の小さなカンパーニュ。 大きいサイズはないという。名前をまだ覚えられないでいる。 PAULならどこでも焼いているのか、二子玉川だけなのかもわからない。 どこにでもありそうなブール型だけれど、あっ、あのパンだと思…