★ペルティエリニューアルオープン@表参道★


ペルティエ表参道本店のオープニングレセプションに行ってきました。

パリ・ペルティエのフィリップ・コンティシーニ氏の展開する新しい食感・・・溶ける、流れる、サクサクするケーキやショコラが宝石のように並ぶ店は、ジョエル・デグリップ氏エールフランスランコムなどのブランドのクリエーター)によるデザイン。

ベーカリーがなくなってしまったのは非常に残念ですが、ヨーロッパの一流ブランドストリートと化している表参道に相応しいリニューアルとなったようです。

コンティシーニ氏はパリ・ペルティエのクリエーションディレクター。
2002年に最優秀フーディング菓子賞を受賞されています。
フーディングというのは、FOOD+FEELINGの造語で、素材やメニューを愉しむ「食」と音楽やインテリアの心地良い「感覚」を融合させるムーブメント。
2003年には彼の率いるフランスチームがパティスリーのワールドカップで優勝していますから、まさに時の人、旬のパティシエなのですね。

今日テイスティングした日本初登場のケーキは彼の特徴である味覚と食感の重層ハーモニー、複雑な甘味構成をまとめ上げるスパイスと塩使いを体感させてくれました。

写真のチョコレートケーキはグリュエ
レモンピール入りのブラックチョコレートムースにナイフを入れるととろけるようなチョコレートシロップがゆっくり流れ出てきます。至福の瞬間。
ビスキュイはカリカリとした食感。
これは味覚に保守的なわたしのセレクト。

同行していただいたグルメチャネルのプロデューサー、(何でも食べてしまうらしい)新城氏には密かに試していただきたいケーキがあったので、おすすめしました。
それはトリアングル
説明は確かこんな感じです。
ココナツ入りのダコワーズにカレー風味のお米を乗せ、フルール・ド・セルを効かせ、マンゴーやパッションフルーツなどのチャツネの入ったパンデピスのムースを乗せたケーキ。(謎がいっぱい!)
これが予想に反して写真の通り、きちんと上品で大人しいケーキでした。味が想像できなかったのですが・・・。
チャツネの酸味があっさりとまわりの甘味を惹きたてていて、とても美味しかったのでした。

こんな洗練されたケーキ(に限らず、上質な美味しいもの)をいただくと、はっと背筋が伸びる気がします。なんとなく食生活を見直してしまいます。

ここはショコラもとても美味しいので、これからの表参道散歩では、それを買いに行ったり(プレゼントしてもらったり!?)するのも楽しいかなと思います。

今日のピックアップ: ペルティエのパンはこちらで。