何皿も何皿も作った日


今年も食事パンと一緒に楽しむことのできる料理を
提案していくために、いろいろのレシピで試している。

パン屋さんに教えてもらったレシピ、
旅先で出合ったレシピ、一昨日書いたような外国の雑誌のレシピ。

作りやすいように、あるいは好みのテイストにアレンジしながら
遊ぶように研究する。

今日はパルマ産の生ハムを奮発したのをきっかけに
ちょっといいものを作っていたら
誰かに食べてもらいたくなったのだけれど
何か落ちてくるのをしずかに待っている豆頬髭犬が
2頭しかいなかったので残念だった。

そのうちチクテのパンが届いたので
早速それも仲間に入れ、つまみながら作業を続行する。
何皿か、夜まで保存できるものを。

レシピを書くのは、わたしには決して簡単なことではないなーと思う。
料理をつくるときは講演するときとおなじで
どんなひとが食べるのか、そのひとは何を求めているのかと
先に考えてしまうから。

結局は自分の「好き」なものに忠実になれば良いと
思ってはいるのだけれど。