ハチミツを巡る回想・・・クマのプーさん
可愛い絵が描かれたハチミツの小瓶を開けた。
こういうちょっとノスタルジックなラベルを眺めて、とろりした黄金色のハチミツをすくうと柔らかい気持になる。
「クマのプーさん」で、プーさんとコブタが悲観論者で厭世家のロバのイーヨーに誕生日プレゼントを届ける、という話を思い出す。
プーさんがプレゼントしようとしたハチミツは、途中でちょっと舐めているうちにすっかり無くなってしまうし、コブタがプレゼントしようとした風船は途中で割れてしまうのだった。
でも、イーヨーは空のハチミツの壺に割れた風船を入れて、「重宝な壺」と言って喜んでくれた話。
と、ここまで思い出してみると、イーヨーはそれほど悲観論者でも厭世家でもないかも、と思った。
ユーモアの心は大切。そして気持のプレゼントも。
癖がないさっぱりとしたアカシアのハチミツは、昨日買ってきたあっさりしたパンたち(栗、無花果、天然酵母)に合わせた。
13日の日記でも書いたけれど、ハチミツはなぜか先にバターと少し練り合わせておくと、より美味しくなる。