ディナー@VIRON


フレンチのしまさんが最近「パンと肉料理の格闘が今始まる!」という記事を書かれていたし、
VIRONの肉料理のボリュームは相当なものという噂があったから、
きっと肉のお皿を前に辟易してしまうのではないかと思っていたけれど、それは杞憂に終わった。
あのイベリコ豚の塩釜焼きときたら!

今晩は貴重なひとときをVIRONで過ごす機会があった。

拍子抜けするほど何もないピカピカの厨房の中にドンと吊り下げられていた銘柄豚の塊を見てから、
席についてワインと前菜をいただいていたら、
あのBANG!BANG!BANG!というVIRON名物のバゲットカッターの音の他に
コツコツコツという音がした。
それは塩を割る音だった。

イベリコ豚の写真はわたしのカメラではどうしたって撮ることができない美味しさだった。
nuttyな(木の実のような)という表現はチーズやワインだけのものではないということを知った。

そんな料理とワインに美味しいレトロドール。
さらに食に携わる誠実な人々と交わす会話があって、
一日の疲れも吹き飛んでしまった。

もうすぐ一年が経つVIRONのブラッスリーでの初めてのディナーは、だからわたしにはかなり
Bread+something so goodなものとなった。

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