夏の香りのパン・コン・トマテ

日々のパン屋の仕事も
一億年前の花の贈物から始まっている
と考えるパン屋さんから夏のパンが届く。

夏の日差しをきゅっと凝縮したような
自家製のドライトマトとしずかなバジルの香り。
軽快なコーンミールが夏の食感。

季節を慈しみながらされた仕事は、こんなにも
パンを自然に生る果実のようにするものかと思う。

6.20にパンと季節感について書いたけれども
あれはつまり、こういうこと。

パンも季節の恵みも、それぞれが
独立できる質を持つからこそ
そのマリアージュはうまくいくのだと思う。

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