ほくほくの栗かぼちゃ+メッセージ

かぼちゃをフライパンで焼く。
国産はまだ少し高価だけれど、栗のようなほっこりした味。

こういう食感の良さはそのままを感じたい。
マッシュしてスープやパンに入れてしまうのはもったいないと思う。

パンと合わせるなら、冷ましてからサワークリームなどと
ベーグルやクロワッサンに挟むと美味しい。
(熱々のところをつまみ食いするのを我慢できたら、だけれど。)



6.27の「パンに十字を切る」に感想メッセージをいただいています。
どうもありがとうございました。

◇ちょこたるるーとさん

思えば、日本のお酒や味噌・醤油を作る人も「祈り」や「畏敬の念」を持って向かっていたのではないかと思います。発酵って不思議ですものね。
自然や自身を取り巻く環境に対して、現代人は無神経かつ傲慢になっていると思います。


そうですね。
自然の食べものは、人の管理下に置かれてファクトリープロダクトとなっていく過程で、
思わぬ変容をしなければならない場合もあるようです。
昔の人より自然の脅威にさらされなくなった分、
本当の自然を知らない人も多くなっているかもしれません。

◇M&M’sさん

フランスで初めて主人の両親と夕食のテーブルを共にしたときのカルチャーショックを思い出しました。
食卓には長−い1本のバゲット。たった今村のパン屋からパパが買ってきたもので、見るからにおいしそう。パンが大好きな私は、そわそわ。
いつも日本でするようにナイフを入れて一切れ頂こうととしたとき、お母様が、「バゲットは一旦手で程よいサイズに折ってからナイフを入れるのよ。」と優しく教えてくださいました。
パンはキリストの体、いきなりナイフで刺すのは失礼、ということだそうです。何気ない食卓の1コマでパンと宗教とその国の文化の結びつきに気がつきました。
それにしても何で今まで教えてくれなかったのかと、食事の後で主人に尋ねたところ、「いつも日本ではバゲットはあなたが前もって切ってくれているではないか」とクールに返されました。
はっ!あまやかしすぎていたか!?今思い出した!
今日からもっとお手伝いしてもらいましょうかね…


興味深い(そして微笑ましい)話を、どうもありがとうございます。
食卓に村のパン屋から買ってきたばかりの長ーいバゲットが1本、
という経験はなかなかできないものですよね。
お母様の料理は、そしてパンはいかがでしたか。