葡萄の再生〜レーズンのパンに感動する

時々、レーズンのパンに感動する。

今日は葉山のブレドールの胡桃とレーズンのパンと
シナモンシュガーの渦巻きの入ったレーズンの食パンに。

ドライになる前の果実を思わせるみずみずしさに出会うと
わたしはそのわけを尋ねずにはいられない。

ブレドールの橋本さんは、モハベレーズンの話をしてくださった。
房のかたちで枝がついたまま太陽の下で乾燥した美味しいレーズン。

パンの水分量を非常に(実際、他の職人が目を丸くするほど)
多くしていると答えた人がいた。
10日間ラム酒を含ませる(パンが驚くから常温でね)
と答えた人がいた。
水に漬け込むだけ、と答えた人がいた。

甘味が凝縮されたレーズンは、さまざまな過程を経て
パンに抱き込まれ、再生する。

今日のピックアップ: それから、レーズンを使った素敵なパンを思い出した。