春を待つワイン

大雪。春の重たい雪が降り続く朝。

3月に入ったらすぐ、あける予定にしていたワインがある。

ビオディナミという農法のぶどうで
ピクニックを愉しむために造られたワインで
その名も「春」。

MIHOKOさんにぴったりかも、と思っておすそ分け!
と言って友達が贈ってくれた。
旅先で出合った、思い出深いワインなのだそうで
そのエピソードも一緒に。
(なんて素敵なひとなんだろう!)

でもそれはまだあけられていない。
あることがすんだら、と思っているので
それが延期になった今、愉しみも先延ばしになっている。

春は近いのか遠いのか、わからない。
毎日何かしら予想外のことが起こる。
それらを受けとめながら、「春」をあける日を想う。