嫌いと言わないで

初めて食べる知らないものでも
その食べもののことをよく知る人が
「美味しいから食べてみて」といって差し出してくれたなら
人は、きわめて高い確率で、それを美味しいと感じると思う。

食べものとハッピーな出合いをすれば、嫌いになることはない。

イベントの時、ゲストに書いてもらった感想のなかに、いくつか
「・・・は苦手」「・・・は嫌い」というのがあってドキっとした。
でもそれに続いて
「・・・だったけれど、今日食べたものは美味しかった」
と書いてあった。

ハッピーな再会でよかった。


今日発売のサンキュ!という雑誌で
「世界のパン辞典」を監修しました。