パンを愉しむピクニック

久しぶりの休日。
朝起きて天気がよかったら
美味しいパンとワインを持って
ピクニックに出かけよう。

外の空気の中で食べるごはんは
どうしてこんなに美味しいのだろう。

わたしたちのダイニングテーブルは
青空の下、芝生に広げたリネンの上。

美味しいものをゆっくり味わいながら
いろいろな話をしよう。
それから、それぞれ好きな本を読んだり
うたたねして過ごすのもいいかもしれない。

とっておきの週末に乾杯。


というシーンをなんとなく仮想してみました。

実際には炎天下の撮影。
一生懸命選んだワイン
Chateau de Parenchere(BordeauxSuperieur)2001は
ほぼヴァン・ショー。
オレンジのような香りが立つ。
それはあるいは
オレンジ入りのブロートの香りだったか。

情け容赦なく水分を奪う日差し。
パンはどんどんトーストされたようになっていく。
(チリビーンズをのせるのにはカリっとして悪くなかった)
茹でオリーブにセミドライルッコラ、日焼けする空豆

ぎりぎりまで保冷して守ったチーズのひとつは
フランスのおみやげ、農家のルブロッション。

雰囲気だけ撮れればいいのに、わたしは
本当に美味しくなくてはと思ってしまう・・・

写真家のKさんは(言うと照れてしまわれるので
詳細は書きませんが)料理家でもあるので
とても楽しかった。

情け容赦ない日差し、白日の下に長時間晒された
セミドライなわたしもまた、被写体になりました。
ひとりピクニックで。
(Kさんは、わたしはパンがあればダイジョブ、
ひとりだってさみしくなんかないのよー。
と言って笑わせるのです。)

そしてTさん、大変お世話になりました。
日に焼けてしまいましたね。

ピクニックの様子は5月半ばにはお知らせできることでしょう。

パンも、とても美味しかったので
それはわたしの記事でいずれ、ご紹介する予定です。