空に近いテーブル、夢のような店の名前
昨秋も気候のいい日にここで
同じ友人たちと、犬達と過ごした。
オープンエアでいただく
めずらしい野菜、美しい色彩の料理。
今日印象に残ったのは
大きなホワイトアスパラガスと甘夏のソースと
メインの肉に添えられていた不思議な粒々。
マスタードシードを葡萄汁で煮込んだもので
ベリーのような果実味あふれる
歯ごたえのあるキャビアのような・・・
わたしはそれをサンドウィッチに使ってみたい、と思った。
この店にも料理人のパン(オリジナル。
白ごま入りの軽いライ麦パン)と
パン屋のパン(明治屋さんのバゲット)があって
どちらも美しい料理の脇に控えて
きちんと紳士的に役目を果たしている
美味しいパンたちだった。
ところで、イレールという店の名前。
「夢のような」「非現実的な」という意味は
なかなか素敵、と思っていたけれども
もしかしてドゥーブルとは、two balls
・・・ニコタマ?
店の名前はいつも面白い。
今日のピックアップ: イレール・ドゥーブル