KAFFE SEEBACH

ブロートハイムのカフェ
KAFFE SEEBACHを取材。

パンが焼けるのを待つあいだ、
ちょっとひと休みするための、しずかなカフェです。

「自分の店だから自分で選ばないと。」
明石さんはそう言って、パンの素材を厳選するように
店舗の素材もひとつひとつ見本を取り寄せては
選んでいったのだそうだ。
ドイツのホームセンターに足を運んだりもして
何年もかけて。

わたしは、そのあいだ、待ち惚けを食べながら
日本で最も忙しいパン屋さんのひとりである
明石さんの取材を、少しずつ重ねることができた。

写真を整理して思ったことは、
何年も、パンの様子が変わらないこと。
いつも同じ、美味しい定番のパンがたくさんあって、
それらはずっと同じ表情で、
ブロートハイムに在り続けている、ということ。


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