アンデルセン、アラン・デュカスと提携

来月、青山にOPENするアラン・デュカス2店目のレストラン、BENOIT(ブノワ)に一足先にお邪魔して、オープン直前の様子を見学、シェフやマネージャーの話をお聞きした。
今日は食事をしたわけではないので、ひたすら調度品に心を奪われていた。
古いものたちの背景にある物語にときめく。サザビーズやクリスティーズではないけれど。
たとえば肉屋の古い天井の石に描かれた絵画(移設)、エッフェル塔のコンペに敗れた木製の模型(1889年のもの)、フォークアート的な帽子掛け(人の顔が描かれている)、鈍い銀色に光るバーカウンター、階段、床の模様、照明。
飾られた絵には必ず食材に関係したものが描かれている。
視点を遠くに定めるとそうした古いもの、近くに落とすと食器やテーブル、新しいもの。
ビストロ・シック・メディテラネ。
厨房や下ごしらえの部屋、貯蔵庫を見て、まだ見ぬ料理に恋をしてしまう。
そして窓からの眺望。とてもロマンチックな食事ができそう。

案内してくださったマネージャーと、この機会をセッティングしてくれた友人(ちなみに彼女はトイレがかなり気に入っているそう。)に感謝。
シェフはイタリア人マッシモ パスカレッリ氏。
パンを焼くシェフは、店と偶然に同名のブノワ ラヴルー氏(写真)。
厨房で焼かれるパンはフォカッチャやグリッシーニ

ちょうど今日の日経MJの一面はアンデルセンがデュカス氏と提携したニュースを伝えていた。
「来春本格フランスパンの店をOPEN」としか書いていないが、それはグループアラン・デュカスのBEの日本での展開のことらしい。
BEはブランジュリー+エピスリー、以前メルマガに書いた、わたしが期待するBread+something goodの店。
パリではメゾンカイザーとのコラボで展開している。日本ではアンデルセン

いろいろなことが、とても楽しみになってきた。