いま、ここで、最高に。
読者の方からメッセージをいくつかいただきました。
自分のいつもの食パンについて。
気持ちが伝わったことが、うれしい。
さて今日は、いつもはないけれど
いま、ここにある食パンのお話です。
今まで食べた中で一番おいしい!
と感じてしまったら、ちょっと切なくなりました。
いつもの食パンにはできないものだから。
それは遠い国の大好きな町で最後に食べた何かのように
大切に、記憶のなかに永久保存されました。
世の中には、
ひとの心をこんなにもゆたかにする食べものを
寝る間も惜しんでひとつひとつ、大切に
焼き続ける人がいる。
それを知ることができてよかった。
感謝したり、自分を省みたり。
このパンを作る人のように生きてみたいと思ったり。
恋に落ちたみたいに。
このパンのことは、ここでは
これ以上書かないでおきます。
これはわたしの、今の恋なので
おすすめはできないのです。