初心

雑誌の取材で渋谷のVIRONへ。

日本のパンの未来を見据えている
西川さんのお話はいつも興味深い。

締切りがすぐなのでカフェに入り
原稿を書き始めた。
盆栽のある静かなお店は
遠い夏休みのような空気が流れていた。
そういえば、初めてVIRONを取材した後も
ここに来たのだった。

その後、炎天下の渋谷を横切って
べつの打合わせに行く。

写真は先日、歌舞伎町で食べた餃子。
昔、この店のことを何かの雑誌で見て
いつか行こうと思っていたら
機会を逃すうちに10数年が過ぎてしまった。
お店がまだあって、よかった。

10数年楽しみにしていた味は、それなりに
おいしいものだった。

わたしが書く記事もそんなふうに
誰かの人生にちょっとした楽しみをもたらす
きっかけとなってくれたらいいな、と思う。

書くことについて、
たくさんの人に伝えることについて
初心に返って考える毎日です。