ひとりで歩いていると

いまこうしてキーボードをたたいている
デスクの前はコンクリートの壁で
視線を上げると横に長い窓があって
そこから空や雲が、夜は月や星が見える。

そこで一日の大半を過ごしている。
と書くと、素敵な感じがする。

ただ、20時間起きているような日々が続くと
それは素敵なことには思えない。
少し、まいってしまった。

前がよく見えない。
足先を一歩ずつ、そっと踏み出すだけ。
誰もかわりに歩いてくれないから。

ここのところ、うれしかったことは
何人か久しぶりの友人からメールをもらったことだった。
皆、忙しくて普段連絡をとることはあまりないが
素敵な仕事をする人たちだ。

メールには近況と、いま抱えている問題と反省、
希望などの想いが綴られていた。

誰もがそれぞれの道を懸命に歩いている。

ひとりで歩いていると、たまに
わたしも報告したくなることがある。
そんな場合ではないのに。


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