『日々のパン手帖』のこと
撮り下ろしの分は昨年末に毎日取り組んでいた。
いつも誰かの笑顔の記憶を辿り、料理にかかった。
そしてカメラを構えて、ファインダーを覗いた。
でも、この本に入っている季節のsomething goodの旬は何度巡って過ぎていったか知れない。とても長い間。
日常のなかで、たくさんのひととの関わりのなかで、ゆっくりかたちづくられていった。
大変なことも、思うようにならないこともあったけれど
ようやく、ひとつのかたちに。
パンが大好きな読者の皆さんからときどきいただく
心温まるメッセージは、本の仕事をするうえでの
チカラとなりました。心から、感謝しています。
今日のピックアップ: 日々のパン手帖