スイカパン、焼きそばパン、犬のラスク。
企業情報誌の記事のための取材で
西東京市の人気店、パンステージ・マイへ。
かつて「おいなりパン」なるものをつくったお店
というイメージを忘れられなかったわたしが
真っ先に見つけてしまったのはスイカパン。
たなばたの短冊に、子供たちから「こんなパンが欲しい」と
書かれていたものを実現したのだそう。
でも赤と緑と黒の色彩、どんな子供が買うのかな。
と思っていたら、いつのまにか売り切れで、
ふと見れば、店の外では和気藹々とスイカパンを分け合う
大人たちの姿が。
カメラマンさんはじめ、同行したスタッフ
ではないですか……。
ちなみに、スイカの種はチョコチップでした。
そんなふうに、見たこともないような面白いパンが
ありましたが、日本の昔ながらのパンが健在でした。
なかでも、焼きそばパンが人気で、同行したスタッフも
「これを食べて育ったんだよねぇ」と感激していました。
わたしは、水泳教室のあとに、おなかぺこぺこで食べたな。
と、夏休みを思い出しました。
パンを見て泣きたくなったのは、食パン一枚分を使った
ラスクでした。
今はもういない愛犬マフィンが、そこで笑っていたから。
この店はワンダーランドです。