栗の渋皮煮とメッセージ

今年は良い栗が手に入る。
もう二度ほど栗ごはんを炊いていて
渋皮煮もどっさりつくった。

昨年の今頃は、それどころではなかった。
その前の年は、気候の関係で不作だった。

 

忙しい時に限って、わざわざ渋皮のアクを
とるような仕事を自分に課してしまう。
けれど、そこで生まれる時間がとても、好き。

 

渋皮煮はワインにも、パンにもチーズにも合う。
グレイッシュなパン生地に、木の皮みたいな
色と匂いの渋皮煮がしっとりとよく馴染んでいるの
なんて、ドキドキしてしまう。
クレームダマンドをまとって折込生地に包まれたのも
おいしい秋の味覚だと思う。

 

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感想メッセージをありがとうございます。
とても嬉しいです。

 

◇「パンのプロフィールを逆探知」(8日の日記)
この言葉素敵ですね、といってくださった野の花さん

 

先にパンのおいしさを感じ、あとから「石窯」や「薪」といった
「おいしい」の向こう側にあるもののことを知ることができたら
それはもう絶対ですね。

 

◇「おいしさとは、どこへ行っても何年経っても思い出す味」
とメールくださったさくらさん

 

記憶の味。それはもう、実際以上のおいしさがありそう。

 

「パンのおいしさ」については、ほかにもたくさん
メールいただきました。
次回のメルマガでご紹介できたらと思っています。

ありがとうございました。

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