パトリスさんと対談

パトリス・ジュリアンさんと対談

という仕事がありました。夢のよう。

この仕事を始めたばかりの頃のこと、

今はなきC.F.A.ラ・ブランジュリのこと

など、懐かしく思い出します。

彼の本はわたしにとっていつも、仕事をする上での

そしてart de vivreの教科書でした。

なにかの折に、本棚から取り出してページを捲っては

普段の暮らしを丁寧に生きるその思想に触れました。

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今回は『YEBISU STYLE』秋号のパン特集で

恵比寿ガーデンプレイスのさまざまなパンを

テイスティングして、最も好きなものを選んだり

愉しみかたについての話をする、というものでした。

あのあたりでベストといえば……。

行く前から、好きなパンが浮かんできました。

あの店のあのパン。

でもそれはもしかしたらパトリスさんも同じなのでは?

と思っていたらbingo!だったので、笑ってしまいました。

おいしいものは、おいしいのです。

詳細は秋にガーデンプレイス周辺で配られる

『YEBISU STYLE』にて。

パトリスさんは、試食だからといって手を抜かず、

ディナーの準備をするかのように、でもすばやく、

小皿にオリーブオイルを注ぎいれ、塩だけのと、

塩胡椒のと2種類の”パンを愉しむsomething good”

を作ってくれました。

そのときあらためて「そういうことだ」と思いました。

何気ないちょっとしたことが、その時間と空間を

ゆたかにするのです。ひとを愉しませるのです。

日々。今このときを、真剣に生きたい、と思います。

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パトリスさん、カメラマンや編集スタッフの皆さまに

心から感謝。

パトリス・ジュリアンさんのサイト

Patrice Julian Official Website