気にいっているバターのこと
いつものバターがスーパーマーケットに並ばなくなって久しいこのご時世にあっても、代替品は考えられないなぁと思うのです。
オリーブオイルを朝からテーブルに登場させることも最近では多くなりましたが、それはオリーブオイルに合うさっぱりとしたパンがあるときに限ります。
トーストした食パンにハチミツやジャムを合わせるときや、パンケーキには、やはりバターでないと。
稀に商品棚に現れる「よつ葉」に出合えたら幸運な日。
「よつ葉」でなければ「カルピス」。こちらも今は希少です。
なければないですませてしまうことも可能だけれど、こうして不足してみれば、バターも小確幸、小さいけれど確かな幸せだったなぁ、と気がつきます。
わたしは冷たい有塩バターをナイフで薄く削って温かいパンにのせて、バターがパンの熱で溶けてしまう前に、口に入れるのが好きです。