ブレッチェン

夜中に茹でておいた卵を早朝、フォークでつぶして

マヨネーズ、カラシ、ゲランドの塩、仕上げにガリガリ

黒胡椒を挽いて、トーストしたパンに挟む。

現場へ向かう夫が車の中で食べる朝のお弁当は

そんなふうに、数分の間に出来あがる。

これはブレッチェンみたいなパンだともっとしっかり

美味しくなりそうだと思う。できれば自家製の。

いま、わたしはベッカライ徳多朗のブレッチェンの

写真を眺めている。

『パンとお菓子の本』でベッカライ徳多朗の徳永さんが

家庭向きレシピも紹介されている。

玄米ごはんでもっちりさせているところが

徳永さんのブレッチェンの特徴で、それは

ごくシンプルなハムサンドにも合いそうに思う。

ここ数年、事情があってパンを焼いていないけれど

いずれ焼けるようになったら最初に普通のプチパンを焼いて

次にきっと、ブレッチェンを焼いてみたいと思っている。

Diary80902