パンの香り
パンの香りには200種類近いにおいのもとが混じり合っています。あるにおいがほかのにおいのじゃまをすることはありません。
そしてどのにおいも果物や花や森の記憶を呼び覚ますのです。
パンを撮影をしていて、部屋の中がいい香りに満たされているのを
感じたときに、いつもエリック・カイザーさんの言葉を思い出します。
技術と感性のある職人が、時間をかけてパンを焼いたときに
生まれる、その香り。
いま、冬のお取り寄せ企画のための取材を進めています。
今年は3軒のパン屋さんにお願いして、つくってもらっています。
そのパンを見て、触れて、嗅いで、味わうとき、エリックさんのいう、
果物や花や森の記憶を呼び覚ますパンとはこういうパンのことだと
思わずにはいられないのです。
冬の限定お取りよせ企画については、メールマガジンで
一番にお伝えする予定です。