本当に必要なもの
昨日は、横浜グランドインターコンテイネンタルホテル31Fのカリュウで行われた
牛場靖彦先生のリスクマネジメントサロンに出席していました。
ほとんどの人は、大企業、または独立して事業をされている方々なので、
わたしは少し異色なのですが、数を重ねるうちに、顔見知りの人もできました。
パンのお話は、知らない人と話すときの、楽しいきっかけになります。
さて、今回のテーマはちょっと難しい「マクロハザードへの対応」。
大量生産と大量販売による経済成長、便利でゆたかな生活というメリット
の裏には、同じだけのデメリットがあると考えなければならない、という話を
興味深く聞きました。
「これをもっているといいですよ」というCMに踊らされて、後で気がつく
「本当にそれが必要だったかな?それを手に入れても、自分の人生には
足りないものがある気がする」ということ。
ものやサーヴィスを売る人も、これからは本当に必要とされるものを
売り出さなければならなくなってきているのです。
いつも冷静に「自分」を失わないこと。
世間や人の言うことに惑わされず、自分でよく考えてみること。
大切です。
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子供の頃はよく、当時祖母がいた横浜の家で大晦日を迎えました。
除夜の鐘のかわりに、汽笛が108回聴こえる大晦日。
港を眺めながら懐かしく思い出していました。
クリスマス前のこんな季節、ふたりで元町で買い物したこととか。
形見のきものを着ていたからかもしれません。
「自分に必要なもの」について、ずっと考えていた一日でした。