トマトと白花豆のグラタン
お正月用に買った丹波の黒豆の袋に書いてあったのは
味のついた熱い汁に、豆をいきなり漬けてまずは数時間置く
というやりかたでした。洗っただけの、硬いままを。
膨張率が大きいので、水に漬けて戻すと皮が破けてしまう
と書いてありました。
書いてあるレシピでやってみたら、ふっくらと、いつになく
おいしくできたので、白花豆でもその方法をとってみました。
今回は甘くしたくないので、熱湯につけて火を止めて一晩。
あとはやわらかくなるまでコトコト。
昨日のインタビューで、志賀さんからスペインの鶏と赤ピーマンの
トマト煮「チリンドロン」なる料理や、まかないのパングラタンの
話をうかがいました。
それらのイメージを抱えてキッチンに立ち、全然別ものを
つくりました。そういうこと、ときどきあります。
自分の中では何かがつながっているのです。
白花豆に黒オリーブを入れたトマトソースをかけて
パルミジャーノ・レッジャーノを振って焼きました。
これはホクホク、温まります。
パン料理レシピはこちらにもあります。