こどもの日
こどもの日にはまだ数日あるけれど、甥のひなた君の顔を見に、実家へ。
彼は元気にすくすく育っていた。
こどもの笑顔は100%嘘がないところが、ほんとうに素敵だと思う。
笑いたくないけれど笑う、ということはないものね。
母が七五三の時のきものを出してくれた。
昔、母が祖母から譲り受けて着ていたものを染め替えて、当時7歳の
わたし用に仕立て直したもので、重量は大人のものと同じだから
こどもの体にはズシリと重かったことだろう。
ほどいて仕立てかえれば再び大人が着られるという、すばらしさ。
連休中の楽しみになりそう、とすっかり心はこどものようになる。
鶴屋吉信の柏餅は道明寺で珍しい。
昔、実家にいた頃は、春になると桜餅を作った。
関東風のと関西風の道明寺粉のと、どちらも好きだけれど
餡は漉し餡、と決まっていた。
誰もがタフな世の中だけれど、こどもの頃の懐かしい話に
花が咲いたりして、一休みするひととき。
貴重な休日でありました。