アリガトウの交換
早朝から原稿を書いていて、気がつけばお昼もとうに過ぎて、
テーブルにあったパンと冷蔵庫から出したチーズのかけらを
口に入れて、救われた。アリガトウ……非常時の食事。
非常時でも思わずカメラを手にとってしまったのは
零れ落ちるようなクランベリーとピスタチオの美しさのせい。
このパンはお土産だった。
夫がちょっとした仕事をしたお礼にと、たくさんいただいたのを
人にお裾分けして、わたしもひとつ、もらった。
お裾分けしたパンはおいしいジャムになって返ってきた。
パンを中心に、アリガトウがあちこちで交わさるこの状況は
なんだか楽しい。
急ぎの原稿はようやく上がりました。たくさんのひとに感謝!