エスカルゴという名のパン
先日、落ち葉を掃いていて、溝に落ちていた葉を
素手でつかんだら、ホームレスのエスカルゴ(Guess what!)
を触ってしまい、固まった。これから気をつけよう。
それはともかく、
パンとコーヒーの匂いが、いつもより濃く漂う気がする雨の日。
今朝のパンは、「エスカルゴ」という名の渦巻きパン。
という意味もあるという。
ロールとか、スネイルとか、ソンブレロとか、コロネとか、
渦巻きパンにはいろいろな名前がある。
何の小説でだったか、「ねじパン」というのが登場した。
その本のことは忘れてしまったのに、ずっと心に留まっている。
説明はなかったけれど、たぶんそれは、ねじったパン。
ツオップのように、かるく編んであるかもしれない。
ねじのように、螺旋状のパン、かもしれない。
つめたい雨の朝。外出をのばしのばしにしながら、
ゆっくりエスカルゴという名のパンを食べた。