エスカルゴという名のパン

Diary91026

先日、落ち葉を掃いていて、溝に落ちていた葉を

素手でつかんだら、ホームレスのエスカルゴ(Guess what!)

を触ってしまい、固まった。これから気をつけよう。

それはともかく、

パンとコーヒーの匂いが、いつもより濃く漂う気がする雨の日。

今朝のパンは、「エスカルゴ」という名の渦巻きパン。

エスカルゴには「カタツムリ」のほかに、「螺旋」

という意味もあるという。

ロールとか、スネイルとか、ソンブレロとか、コロネとか、

渦巻きパンにはいろいろな名前がある。

何の小説でだったか、「ねじパン」というのが登場した。

その本のことは忘れてしまったのに、ずっと心に留まっている。

説明はなかったけれど、たぶんそれは、ねじったパン。

ツオップのように、かるく編んであるかもしれない。

ねじのように、螺旋状のパン、かもしれない。

つめたい雨の朝。外出をのばしのばしにしながら、

ゆっくりエスカルゴという名のパンを食べた。