冬のパン
あちこちで、門のところの置かれたジャック・オ・ランタンの
飾りを目にする頃になると、犬のマフィンのことを想う。
下のほうに白目の三日月ができるキラクリの目や、黒くてつめたい鼻や
まっしろな頬髭のことも、ひなたのような匂いも、
別れてからもう、3年経つけれど、まだよく覚えている。
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深まる秋。
as leafのテストキッチンでは、ちょっと遅めの冬メニューがほぼ完成。
こういうの、いいな、というのが形になると、うれしい。
今回は、アズリーフマフィン/リンゴが一番気に入っている。
何度も何度も試作を重ね、真剣にディスカッションしたり。
いつも楽しく頑張るチームas leafの皆さま、ありがとう。
写真はフルーツのパン。カリっとしたマカロンのようなコーティング。
冬の朝に、コーヒーのお供にどうぞ。12月には店頭に並ぶでしょう。
次回は春のパンかな、なんて言葉が飛びかう。はる……!?
個人的には、パンに四季なんてなくていい、と思っていたけれど、
サンドイッチやお惣菜パンに季節を感じるのは悪くない。
季節が過ぎていく。