パンとおかしグルヌイユ
グルヌイユもまた、他の多くのパン屋さんと同じように
数年前、たしか、読者のかたに教えてもらったのだ。
カエル好きなので、その店名を忘れなかった。
(夏に家の裏で合唱する蛙、雨蛙、セサミストリートのKermit the Frog、
鳥獣戯画の蛙、昔話の「京の蛙と大阪の蛙」、"The Window in the Willows"のToad、
それから、それから。なぜか小さいときからカエルが好きなのだ)
以前、材木屋さんのマーケットの話を書いた。
パンとおかしグルヌイユに、
スコーンとガトーショコラ、お菓子もつけてもらって
冬のお取り寄せセットをお願いした。
粉、水、酵母種、塩で、最もシンプルなパンができる。
粉にもいろいろな種類がある。皮も一緒に挽けば全粒粉。
水も塩も酵母種も、産地も採取の方法も製法もいろいろだ。
そこにさまざまな時間が投入され、技が反映され、
いろいろな心がこもる。
つくるひとによって、同じシンプルなパンでもまったく違う
ものになる。それがパンの奥深さ、おもしろさだ。
新しい記事をUPしました。