これが、パンというもの
こんなにおいしいパン、食べたことない
と、今年は何度、思ったことだろう……
その時々の思いについては、あらためて書くとして、
今日のおいしいパンに、感謝。
これこそ、わたしの考える「パン」というもの。
理想に、とても近いところにあると感じながら
その小麦が日本の土地でつくられたことに、それを
探究心旺盛な職人さんが手にし、奥さんが挽いて、
パンが完成したことに、心をつかまれていた。
微量のイーストで長時間発酵させた大型パンはZOPF製。
国産小麦50%と国産の古代小麦50%のミッシュ。
つくり手とそのまわりの人たちの苦労はあったはずなのに
余熱とともに消失してしまったのか、パンの上にはどこにも
残っていない。
そこに感じられるのは、「おいしいでしょう!」という
満面の笑み、かもしれない。