新年
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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年末からの恒例行事はいくつもある。
毎年、近くの神社で新しい年を迎える。
深夜に初詣して、お神酒や甘酒をいただき、福引をする。
福引では毎年、近所の農作物が景品になる。
今年は、聖護院大根が当たった。
採れたての、葉付きの大根。本来の姿。
葉付き、といえば
先日いただいた葉付きのレモンは、新鮮で
葉と枝を手折ると、香りたつのがうれしい。
さっそくハチミツに漬ける。
これは、トーストに垂らしても、おいしい。
元旦は施設に山姥(伯母。昔から自称していた)に会いに行く。
今、彼女の記憶に、わたしの名前で検索をかけてもヒットしない。
けれど、しかたない。1世紀近く使われているコンピュータだもの。
そう思えば話が通じる、楽しく語り、笑いあえる、不思議な関係。
すべて毎年同じ繰り返し、のようだけれど、少しずつ変化している。
今年も日々のパンとなにかいいものについて書きとめながら、
せいいっぱい、生きていこう、と思う。