フライパンでパンを焼く
ホットドッグのパンを背割りして、バターを塗って
フライパンで焼くと、断面だけがカリっとして
あとはふわっとしておいしい、と教えてくれたのは
ル・スティル(VIRONなど究極においしいお店を数店舗
運営している会社)の西川さんだった。
フライパンのおいしい話はもうひとつあって、それは
ラクレットやカチョカバロをフライパンで溶かして
ソフトな食パンのトーストにのせる、というものだった。
その味を思い出したので、食パンをトースターに
いれるのをやめて、フライパンで焼いてみた。
トースターを持っていない友人が魚焼きグリルで
焼くという話は聞いたことがある。
おいしいトーストにこだわる人が、網焼きにする
(できれば炭火で)という話も。
フライパンで焼く人はあまりいないかもしれない。
途中、冷蔵庫からサムソーチーズのかけらを出して
パンの下に敷いた。パンは厚めで、表面だけカリっと
中はふんわりとなって、感動的だった。
普通の食パン×普通のチーズ×普通のフライパン
=極上のチーズトースト
なにをもって普通、と思うかだけれども。
バターを省略したから、写真は艶がないマットな
感じになっているけれど、溶けたチーズが香ばしくて
やみつきになりそうだ。
右下の黒い影は、こうばしい匂いをすばやく感知して
期待に頬髭をふくらませながら走ってきた豆頬髭犬の髭。