フライパンでパンを焼く

ホットドッグのパンを背割りして、バターを塗って

フライパンで焼くと、断面だけがカリっとして

あとはふわっとしておいしい、と教えてくれたのは

ル・スティル(VIRONなど究極においしいお店を数店舗

運営している会社)の西川さんだった。

フライパンのおいしい話はもうひとつあって、それは

ラクレットやカチョカバロをフライパンで溶かして

ソフトな食パンのトーストにのせる、というものだった。

その味を思い出したので、食パンをトースターに

いれるのをやめて、フライパンで焼いてみた。

トースターを持っていない友人が魚焼きグリルで

焼くという話は聞いたことがある。

おいしいトーストにこだわる人が、網焼きにする

(できれば炭火で)という話も。

フライパンで焼く人はあまりいないかもしれない。

途中、冷蔵庫からサムソーチーズのかけらを出して

パンの下に敷いた。パンは厚めで、表面だけカリっと

中はふんわりとなって、感動的だった。

普通の食パン×普通のチーズ×普通のフライパン

=極上のチーズトースト

なにをもって普通、と思うかだけれども。

Diary100203

バターを省略したから、写真は艶がないマットな

感じになっているけれど、溶けたチーズが香ばしくて

やみつきになりそうだ。

右下の黒い影は、こうばしい匂いをすばやく感知して

期待に頬髭をふくらませながら走ってきた豆頬髭犬の髭。