これもまた、ヒーリングフード

今年の金柑は、半分は既に小鳥が食べてしまって

残っているのは小さいのだけなので、選んで使ってください

と母が手紙に書いていた。

すぐに蜜煮にして母の分と妹の分、瓶詰めにして送り返すと、

忙しいのにありがとう、

あの金柑がイギリスのマーマレードになって戻ってきたみたい、

と喜んでくれた。母は、イギリスのマーマレードが好きなのだ。

昨年手術をして、しばらく本当に大変な時期を過ごしたけれど

少しずつ食欲も出てきたのが、とてもうれしい。

今年の金柑は、小さくて固いのばかりで瓶詰めはたくさんはできなかった。

でもそれが送られてきて、うれしかった。

ファインダーを覗いていて、ふと既視感におそわれ

捜してみると、2008年の1月(金柑蜜煮と深夜のスーパーマーケット

にやはり作って撮って、書いていた。

ほかにも、まだあるかもしれない。

こうして毎年、同じ季節に同じことをして、愉しむ。

これもまたヒーリングフード。

小さな、家族の習慣。

Diary100211