フランス人とバゲット

フランス人はバゲットを買って家に帰る途中、

歩きながらバゲットの端のところをかじってしまう。

フランス人とバゲットの話をすると、必ずといっていいほど

その話になります。

焼きたてのおいしいパンの魅力に抗えず、その気持ちに忠実に応える行動です。

そして夕食前におなかがいっぱいになっちゃうと困るな、と思ったり

家の人には「ネズミがかじったんだ」と言い訳したりするんだそうです。

Diary1006243

ニコラさん。フォションの新作発表会場にて

昨日インタビューしたフランス人シェフのニコラさんもそうでした。

でも彼はその前に、とても興味深い話をしてくれました。

「フランスと日本のパン食文化の違いは何だと思われますか?」

というわたしの問いに対し、

「フランス人にとってのパンの位置づけは、日本で言うごはんと漬物の、

漬物の位置だ」と。

それではごはんの位置に何がくるかといえば、お皿にのった料理

(それはサラダのようなものであっても)がくるのだそうです。

「つまり、パンだけを食べるということはあまりなく、いつも何かと

一緒に食べる、ということです」とニコラさん。

そう、パンはsomething goodと一緒にね。

唯一例外があって、それはバゲットを買って帰る時なのだそうです。

ということで、冒頭の話になりました。