返信に代えて
いつも読んでくださっている皆さまに、心から感謝しております。
書き込みくださった方、どうもありがとうございます。
ありがたく、うれしく、そう感じるだけで何もかも大丈夫、
と思えてきます。大丈夫、大丈夫。心の中で繰り返しています。
大きな災害や事件が起こると、そのことばかりを見つめ、
嘆いたり、不安になってしまいがちだけれども、
そんな中でも、希望の光のように宿る新しい命があり、喜びがあり、
同様に、災害と関係ないところでも、儚く消える命があり、
残された者には深い深い悲しみがある、ということに
最近の経験からあらためて、思い至っています。
病気になると、そのことばかり考えてしまうのも、同じかも。
不安から逃げず、だからといって囚われず、精一杯の今を生きていく
ために、支えたり、支えられたりする人がいてくれたら幸せ。
わたしは今日、目の前に差し出されたドクターの温かい右手を
握りました。
もう子供ではないから、お医者さんになりたい、なんて
言わないけれど(いや、夫には言ったかもしれないけれど)
同じようなことを、わたしはいつか誰かにしてあげたいと思う。
この数週間、かつての自分の常識を超えたことをいくつも経験しました。
いいこともそうでないことも、ぜんぶ、運命というか、
今の自分に不可欠なこととして受けとめました。
それができたのは、先に書いたように「この人がいる(いてくれた)」
という大切な存在のおかげです。
そこにはいつも読んでくださっている読者の方も、含まれると思い、
パンとは直接関係ない話ですが、16日のコメントへの返信に代えて、
ここに記しておきたいと思います。