返信に代えて

Diary110318

いつも読んでくださっている皆さまに、心から感謝しております。

書き込みくださった方、どうもありがとうございます。

ありがたく、うれしく、そう感じるだけで何もかも大丈夫、

と思えてきます。大丈夫、大丈夫。心の中で繰り返しています。

大きな災害や事件が起こると、そのことばかりを見つめ、

嘆いたり、不安になってしまいがちだけれども、

そんな中でも、希望の光のように宿る新しい命があり、喜びがあり、

同様に、災害と関係ないところでも、儚く消える命があり、

残された者には深い深い悲しみがある、ということに

最近の経験からあらためて、思い至っています。

病気になると、そのことばかり考えてしまうのも、同じかも。

不安から逃げず、だからといって囚われず、精一杯の今を生きていく

ために、支えたり、支えられたりする人がいてくれたら幸せ。

わたしは今日、目の前に差し出されたドクターの温かい右手を

握りました。

もう子供ではないから、お医者さんになりたい、なんて

言わないけれど(いや、夫には言ったかもしれないけれど)

同じようなことを、わたしはいつか誰かにしてあげたいと思う。

この数週間、かつての自分の常識を超えたことをいくつも経験しました。

いいこともそうでないことも、ぜんぶ、運命というか、

今の自分に不可欠なこととして受けとめました。

それができたのは、先に書いたように「この人がいる(いてくれた)」

という大切な存在のおかげです。

そこにはいつも読んでくださっている読者の方も、含まれると思い、

パンとは直接関係ない話ですが、16日のコメントへの返信に代えて、

ここに記しておきたいと思います。