フランス伝統菓子とシェフのスペシャリテ

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伝統菓子の本来の魅力や文化を大切にし、伝えたいと考える人のための会、

Club de la Galette des Rois(クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ)主催、

2011年度チャリティー伝統菓子講習会に出席しました。

今回はローヌアルプ地方の『フランス伝統菓子とシェフのスペシャリテ』をテーマに、5人のシェフによる実演がありました。

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左から丸山正勝シェフ(ルガリュウM)、上野啓介シェフ、藤生義治シェフ(パティスリー ドゥ シェフ フジウ)、中川二郎シェフ(パティスリー キャロリーヌ)、フレデリック・マドレーヌシェフ(ル・ポミエ)。

「ヌーベルなお菓子もいいけれど、伝統を知ってから解釈しなおす作業も大切。今日ここで伝統菓子の奥深さを知っていただければうれしい」と島田進会長。(パティシエ・シマ)

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毎回思うことですが、ここで紹介される、フランスのさまざまな地方の伝統菓子はどれも

超シンプル。粉とバターと卵と砂糖の組合せにフルーツやナッツ、リキュール使いによる

バリエーションで五感を愉しませてくれます。

シンプルだからこそ職人技が光るところは、パンと同じですね。

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ガレット・デ・ロワは第8回ガレット・デ・ロワコンテストでフランス食料農業漁業省特別賞を受賞した上野シェフが実演。シンプルなだけに、コンテストではどのように印象を残せるかに鍵があったようです。粉はフランス小麦のテロワール、アーモンドはシシリー産。素材にこだわるのもそのひとつだそうです。

to be continued...