魅惑のバゲットとメープルのバケツの謎
メープルスイーツコンテストのレセプションで振舞われた
すてきだったのです。ベーカーズパーセントで20%の
メープルシュガーの入ったそのパンは、ジビエにも合うという。
わたしは、薄くスライスした、つめたいバターをのせて食べたい……など
うっとりと写真を確認していて、間違い発見。
パンに関わるカタカナの勘違いで一番多いと思われる。
けれど、これは果たして間違いなのだろうか?
というギモンが湧いたのは、併記されたアルファベットのフランス語が
”Baguette"(バゲット)ではなくて、”Baquet”(バケツ)だったからです。
カエデのバケツ!
カエデの木にぶらさげた、シロップを採取するあのバケツが
頭の中を占領するや、これは駄洒落みたいなものなんだわ
うれしい発見をしたものだと、会う人に話したりもしたのだけれど
やはり真偽のほどを確かめたく、今、志賀さんに聞いてみました。
結果は、ただのミステイク、ということで、わたしの思い込みは
ただの思い込みに終わりましたが、
アルファベットまで間違えたのをみたのは初めてでした。
ちなみに、これがわたしの思い浮かべたバケツです。
ね、いいでしょう?
MAPLE SUGAR SEASON/Horace Pippin 1941