魅惑のバゲットとメープルのバケツの謎

メープルスイーツコンテストのレセプションで振舞われた

シニフィアンシニフィエ志賀勝栄さんの甘いバゲット

すてきだったのです。ベーカーズパーセントで20%の

メープルシュガーの入ったそのパンは、ジビエにも合うという。

わたしは、薄くスライスした、つめたいバターをのせて食べたい……など

うっとりと写真を確認していて、間違い発見。

Diary1111032

バゲット」のことを、「バケット」と表記したり発音するのは

パンに関わるカタカナの勘違いで一番多いと思われる。

けれど、これは果たして間違いなのだろうか?

というギモンが湧いたのは、併記されたアルファベットのフランス語が

Baguette"(バゲット)ではなくて、”Baquet”(バケツ)だったからです。

カエデのバケツ!

カエデの木にぶらさげた、シロップを採取するあのバケツが

頭の中を占領するや、これは駄洒落みたいなものなんだわ

うれしい発見をしたものだと、会う人に話したりもしたのだけれど

やはり真偽のほどを確かめたく、今、志賀さんに聞いてみました。

結果は、ただのミステイク、ということで、わたしの思い込みは

ただの思い込みに終わりましたが、

アルファベットまで間違えたのをみたのは初めてでした。

ちなみに、これがわたしの思い浮かべたバケツです。

ね、いいでしょう?

Diary1111031

MAPLE SUGAR SEASON/Horace Pippin 1941