雲のようなナン

読み始めたばかりの『地上の飯 皿めぐり航海記』(中村和恵 著)

の冒頭で「お皿の上にちいさな白い雲のようなものがひとつ、

ほわほわと湯気を立てている」と著者は書いている。

これは南インドのイディリという蒸しパンのようなもののこと。

わたしはイディリを知らないけれど、この魅惑的な表現に

取り付かれたからか、自分の昼食まで雲のように見えてきた。

それは、ネパールのカレーの店のナンだったけれど。

雲に、見えない?

熱々をちぎると、湯気がたちのぼった。

Diary1202042

Diary1202041

Vegetableの"V"