新石器時代のパン焼きと料理~クロアチア・ドゥブロブニクを訪ねて
上智大学ソフィアンズクラブで、舟田詠子さんの講演会がありました。
今回のテーマは「新石器時代のパン焼きと料理~クロアチア・ドゥブロブニクを訪ねて」。
新石器時代のパン焼き設備を今に伝える珍しい加熱設備を見に
舟田先生はクロアチアのドゥブロブニクという町へ行かれたのです。
”アドリア海の真珠”と謳われ、1979年に世界遺産に登録された
ドゥブロブニク。ここ四谷から未知の町へ、しばしトリップ!
昔々、いまのようなオーブンはもちろん、大きな石窯のような
設備もない頃、釣鐘型のカバーをかぶせて、その上にさらに熱い灰を
かぶせて、パンを焼いていたというお話、興味深かったです。
講演終盤、ティータイムには、ウィーン風クラプフェンが配られました。
ウィーンで最もポピュラーなお菓子で、一年中どこのパン屋さんやお菓子
屋さんでも売っているそうですが、もとはキリストの復活祭にちなんだ
お菓子。今の時期に食べるものだったそうです。
ベルリン風はイチゴ、ウィーン風はアンズのジャム。
カンタンに言うと、イースト生地のジャムドーナツです。
先生からレシピ提供を受けて、これを作ったのは、おなじみZopf。
伊原さんは先生のオーダーでダイフェカーターという、300年前のパンを
焼いたこともありますが、今回もレシピに忠実に。
いつものZopfとは違う、外国の味が、しましたよ!
舟田先生の講演情報はこちらでご覧いただけます。