Boule Beurre
Boule Beurre Boulangerie。
2006年に八王子の商店街で窓越しにパンを売る小さな小さなパン屋さんから始まって、いまは空いたお隣一軒分ひろくなって、お店の中に入って買えるようになった。
わたしの夫は建築を生業にしていて、とくにパン屋さんなどの小さなお店をつくる。
Boule Beurreもそのひとつ。
お施主さんの手に渡った店がその後、どんなふうに時をかさねていくのか、そこでどんな物語が生まれるか、いつもとても興味があるけれど、Boule Beurreは竣工後、時を経るごとに素敵になっていく。
それは店主の草野さんの個性が、店に表れているからかもしれない。つまり、作品(パン)やその仕事や、オフの時間も含めた人生へのいとおしさが感じられるからかもしれない。