日本人として自然な生き方

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All Aboutの更新情報をBread Jounalのfacebookページでだけご紹介してこちらには書き忘れていました。

ダンディゾン 吉祥寺

「自然」という言葉は、とてもあたりまえに使い古されていてそれじたい、普段あまり意味を考えてみない言葉だが、ダンディゾンでパンを焼く木村さんはよくこの「自然」という言葉を口にする。

「そのほうが自然だから」とか。

わたしも最近よく、心の中で思う。無理はよくない。

All Aboutの記事に書いたことで、太字にしてもいいと思った部分がある。

本格派のパンをつくる人は皆、フランスやドイツ、パンの歴史ある国のパンの製法を学びます。そして伝統のパンを極めれば、パン職人として高く評価されます。でも、ある日、気がつくのです。自分のつくるパンと、日本の食卓との距離に。このパンは日本人の日常の食事には合わないじゃないか?

「パンは米飯の代わりにはなりえない。欧風の食スタイルが入ってきても、パンは特別で、嗜好的な食べものである、という感覚は相変わらずそこにある。ぼくは日本人として、自然な生き方をしたいと思っています。家庭の食卓とパンの距離はどうしようもない。それは無理に合わせなくてもいいと思うんです」

自然でいい。

わたしは、日本の食卓を大切に思う。