CENTRE THE BAKERY
VIRONの西川隆博さんが21日、新しいお店を銀座にOPENする。
それに先駆けて準備中の店に取材に伺った。
ほんとうにおいしい食パンの専門店を作りたいと思っている。
素敵な構想を彼に聞いたのは、何年も前のことだった。
ガード下の小さな店でいいと思っている。
その頃は、そう言っておられたけれど、そして確かにガード下だけれど、有楽町というか銀座1丁目のそこは、まさにCENTRE。中心というその名前がぴたりとくるような場所で、職人の手でつくられた普通の食パンの価値を、食パンを真剣につくる人の地位を高めるような万全の態勢に、ほとんど感涙してしまった。西川さんは、すごい人だ。
古い記事になるが、2003年にVIRONをオープンした時に書いた西川さんの想いは、今もぶれずに継続している。真の職人の仕事が正当に評価されることが難しいこの時代に、彼は常に本物志向でいく。
きょうは偶然にもVIRONの10周年の記念すべき日であった。
「昨日も今日も明日も普通に同じことをするだけです。10周年の今日だけ何かが特別ということはない。いつも同じです」淡々と、西川さんは語る。
書きたいことがたくさんある。詳細はリアルタイムではFBページにて。まとまった記事は近日中にAll Aboutにて。