ESqUISSE(エスキス)
銀座のエスキスは友人が器などのコーディネートや通訳で関わっていることで知り、いつか行ってみたいとひそかに思っていたお店。お祝いごとの機会があったので、予約を入れました。
果実をどこかにしのばせた美しい一皿一皿に名前はなく、目を閉じて、ひとくちずつ味わいました。
パンは自家製で、ロブションで長らくシェフ・パティシエをされていた成田一世さんによるもの。NYでは食事に合うパンをつくり、ガイドブックで賞をとられたそうです。
ロブションでサーヴされるようなプチバゲットもおいしかったのですが、モツァレラを使った前菜に合わせて出されたフォカッチャが印象的でした。これほどハードな食感のフォカッチャは初めてかも。丁寧につくられていることがわかりました。
信楽焼のお皿に、木のバターナイフ。これでふわふわのバターをすくいます。
デザートでは、指先でつまめるサイズのファーブルトンに感動しました。
フレンチレストランで食事をすることなど、年に数度あるかないかですが、ここのところ素敵な機会が続きました。またいつか......!